内容説明
同じ名前の二人の「ノゾミ」ちゃんは、なんとか目の見えない子犬の命を救いたいと知恵をしぼりますが、団地の大人たちは規則が大切と、頭をたてにふりません。そこで団地の管理人の坂本のじっちゃんに相談、少女たちの子犬救出作戦がはじまります…子どもたちと団地の大人たちの、一匹の捨て犬をめぐる心温まるお話。
著者等紹介
せきともゆき[セキトモユキ]
1965年、東京生まれ。城西大学経済学部経済学科、日本ジャーナリストセンター卒。仏教大学社会学部福祉学科中退。医療・労働・動物・農業・旅などをフィールドワークとする。「愛犬の友」(誠文堂新光社)に人間のドラマを描いた「ヒトとイヌ」を、「月刊がん~もっといい日~」(日本医療情報出版)に小児がんで亡くなった子どもたちの魂を記した「いのちの残照」などを連載している
まつもときょうこ[マツモトキョウコ]
大阪に生まれる。日本大学芸術学部卒業。児童向け雑誌にて多数連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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