内容説明
20世紀はじめ、白人は、白人以外の人たちを、自分たちとおなじ人間だとは認めようとしませんでした。その結果、20世紀には、世界中でおそろしい人種差別がおこなわれました。この100年のあいだ、人びとは、人種差別とどのように闘ってきたのでしょうか。はたして、人種差別はなくなったのでしょうか。この本では、20世紀におこった重要なできごとをふりかえりながら、人種差別について考えます。
目次
人種差別のある世界
植民地制度
アメリカの人種差別
ファシズムと戦争
公民権とブラックパワー
南アフリカのアパルトヘイト
ヨーロッパへの移住
成功と失敗
著者等紹介
グラント,レッグ
オックスフォード大学で歴史を専攻。近代史についての著書を10数点出版している。最近の著書には、ナチスの人種差別をテーマにした『ホロコースト』がある
野宮薫[ノミヤカオル]
大阪市に生まれる。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。専門学校の英語講師や実務翻訳の仕事を経験したのち、絵本や児童書の翻訳にたずさわる
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