内容説明
実務家の活動にとって指針となる『典型判例を基礎とした事故法の大系書』。民事交通裁判の中から実務処理の拠り所とされる「典型判例」を精選して提示し、裁判例を通して導き出した損害賠償や紛争処理の骨格をなす「実務理論」を究明する!!
目次
第1章 責任のあり方(運行供用者責任;自動運転;自賠責保険―支払基準の拘束力;任意保険―免責事由(「重大な過失」につき))
第2章 因果関係および損害(別原因による死亡事例;未就労年少女子(11歳・小学生)の逸失利益
割合的認定、素因競合
過失相殺
交通事故と医療事故の競合
共同不法行為と過失相殺
使用者責任と求償―責任の分担と共有
損害賠償の方法―一時金による支払請求と定期金による判決)
第3章 紛争の処理・解決(別損害;訴訟実務上の戦略―誰を被告とするか)
著者等紹介
小賀野晶一[オガノショウイチ]
中央大学法学部教授
平沼直人[ヒラヌマナオト]
弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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