内容説明
「第三者のためにする生命保険契約」について、保険契約者・保険者・保険金受取人の関係性や権利の性質・法的構造を、保険法と民法との比較を交えて解明。判例や諸外国の法制度も研究対象に加え、錯綜する保険金請求権の固有権性と機能を多角的に検証!!
目次
第1章 我が国の対価関係をめぐる議論
第2章 第三者のためにする生命保険契約における保険金請求権の帰属
第3章 「第三者のためにする契約」導入経緯と対価関係について
第4章 判例からみた保険金請求権とその機能
第5章 保険金受取人の地位をめぐる諸外国の法制度の考察
第6章 生命保険金請求権の固有権性について―イタリア法との比較
第7章 ドイツ法における第三者のためにする生命保険契約の固有権について
著者等紹介
長谷川仁彦[ハセガワヨシヒコ]
神奈川大学法学研究所客員研究員
清水耕一[シミズコウイチ]
神奈川大学法学部教授
横田尚昌[ヨコタナオマサ]
東北学院大学法学部教授
河森計二[カワモリケイジ]
小樽商科大学商学部教授
桜沢隆哉[サクラザワタカヤ]
京都女子大学法学部准教授
金尾悠香[カナオユカ]
武蔵野大学法学部准教授
常井涼子[トコイリョウコ]
神奈川大学清水ゼミ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。