内容説明
実務担当者の目線で、自動車保険実務に直結する重要判例を徹底的にわかりやすく解説!運行、他人性、共同不法行為の過失相殺、逸失利益・扶養利益の算定、遅延損害金、素因減額、社会保険給付と損益相殺など、33のテーマ(論点)を設定。各項では、「イントロダクション」「まとめ」を設けて、法的問題点とともに実務のポイント、対応方針などを解説。2017年5月の債権法改正の動きをキャッチアップ。
目次
第1章 責任の発生(運行供用者責任の範囲;自賠法3条の「運行によって」 ほか)
第2章 交通事故における共同不法行為責任(交通事故と医療過誤の競合―相対的過失相殺;共同不法行為における過失相殺の方法―絶対的過失相殺 ほか)
第3章 損害額の算定(治療関係費の算定;逸失利益算定をめぐる問題 ほか)
第4章 損害額の調整・損益相殺(社会保険者による求償;素因減額 ほか)
第5章 任意自動車保険約款の解釈(搭乗者傷害特約における「運行起因性」の判断;自動車保険約款の保険事故招致免責条項にいう「故意」 ほか)
第6章 その他の論点(政府保障事業の保障金請求権の消滅時効の起算点;除斥期間の適用 ほか)
著者等紹介
丸山一朗[マルヤマイチロウ]
損害保険料率算出機構企画推進部長。1962年長野県生まれ。1987年明治大学大学院法学研究科博士前期課程卒業後、自動車保険料率算定会入社。2002年損害保険料率算出機構へ改称(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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