内容説明
最近、若い人の間に自然気胸という病気で倒れる人が増えています。これは肺に穴があいて肺がつぶれてしまう奇妙な病気で、いわば肺のパンクです。自然気胸は元気な人に何の前ぶれもなく突然起きるものです。本書は自然気胸を中心に肺について誰にも分かるようにやさしく解説したものです。
目次
呼吸はどこでしているのですか
自然気胸という病気を知っていますか
最近自然気胸は非常に増えているのですか
自然気胸は何が原因で起こるのですか
自然気胸はどのようにして起こるのですか
自然気胸の肺にはどんな変化がみられますか
ではどのようにしてパンクするのですか
自然気胸は何かのキッカケで起こるのですか
自然気胸と結核とは関係がありますか
自然気胸と関係の深い病気はありますか〔ほか〕
著者等紹介
武野良仁[タケノヨシヒト]
1953年千葉大学医学部卒。1959年同大学院修了。1965年~67年西ドイツ留学。1973年より十数回にわたり欧米へ学会出張。厚生省、環境庁の気胸研究班員、気胸研究により内視鏡財団功労賞、三越医学賞、三井生命賞受賞。1961年より財団法人日産厚生会玉川病院勤務、気胸センター長(副院長)。2001年死去。元、気胸研究会会長、世界気管支学会(WAB)理事、運輸省航空身体検査審査委員、労働省労働基準局労災委員(議長)、日本気管支学会、日本肺癌学会名誉会員、日本呼吸器外科学会特別会員、杏林大学医学部客員教授、独協医大講師、日本気胸学会初代理事長。NHK・TVきょうの健康(出演6回)ほか民放等多数出演
本田哲史[ホンダテツシ]
特定医療法人北楡会札幌北楡病院呼吸器科部長、第7回日本気胸・嚢胞性肺疾患学会総会会長
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