内容説明
『シネマのある風景』につづく極私的シネマ日誌。甦るあの日、この日のたたずまい、それを彩るスクリーンの夢、忘れえぬ名画の数々―。「北京好日」、「友だちのうちはどこ?」、「日の名残り」、「愛よりも非情」、「ケス」、「イル・ポスティーノ」…
目次
シネマ、夢うつつ
某月某日―シネマのある日常(一九九二‐九六)
Occupied Japanの青春
著者等紹介
山田稔[ヤマダミノル]
1930年北九州市門司に生れる。京都大学でフランス語を教え、1994年に退官。主要著書、『スカトロジア』(三洋文化新人賞)『コーマルタン界隈』(芸術選奨文部大臣賞)『ああ、そうかね』(日本エッセイスト・クラブ賞)など。翻訳書として、ロジェ・グルニエ『フラゴナールの婚約者』(日仏翻訳文学賞)、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。