内容説明
編者らの施設では、数年にわたる低体温療法の試行錯誤のなかで、脳神経外科学および救急医学の医師達を核に、常にUP‐TO‐DATEな医学的知見を交換しながら、看護のスタッフも交え、患者の至福となるような医療を求め真摯に活動してきた。本書はその活動を総括するとともに、未だ開発すべき知見が何であるのかについても明確にしたつもりである。
目次
総論(低体温療法の歴史的変遷)
特殊病態と低体温療法(低体温療法:基礎的実験方法と虚血性神経細胞傷害;低体温療法の実際 ほか)
低体温療法とバイタルの管理(低体温療法と呼吸管理;低体温療法の循環管理 ほか)
低体温療法の展望(低体温療法の今後と将来の展望)