平安京・京都研究叢書<br> 京都と首里―古都の文化遺産研究

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平安京・京都研究叢書
京都と首里―古都の文化遺産研究

  • 〓橋 康夫【著】
  • 価格 ¥6,600(本体¥6,000)
  • 文理閣(2020/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892598746
  • NDC分類 709.162
  • Cコード C3021

内容説明

中世ユーラシア世界のなかでも特徴ある都市性を持つ京都と首里。これらは、かつて日本と琉球の首都、海の「京都」であった。陸の「京都」に対して、海の「京都」の文化遺産は、どのような歴史と文化を象徴しているのであろうか。

目次

第1章 琉球のグスク―神は嶽・森をつくり、ひとはグスクをつくる
第2章 首里の玉御殿―ひとは、死ぬと、神になる
第3章 京都と首里の環境文化
第4章 北山殿・鹿苑寺の建築
第5章 南禅寺の伽藍とその沿岸―義満の新仏殿造営と伽藍配置の激動
第6章 「京都」と「文化的景観」

著者等紹介

〓橋康夫[タカハシヤスオ]
1946年生。1969年京都大学工学部建築学科卒業、1971年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。工学博士。1971年京都大学助手、講師、助教授を経て、1995年教授。2010年3月定年退職、4月京都大学名誉教授、花園大学教授、2017年3月花園大学定年退職、6月一般財団法人建築研究協会理事長。2020年3月日本建築学会名誉会員。この間、文部科学省文化審議会委員(2014~2017)。受賞:1994年日本建築学会賞(論文)、2002年建築史学会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

10
寄合空間「会所」と雑談空間「壇所」の評価が、建築史の視点から室町期京都の都市理解へと広がっていく。それは同一都市に含まれた諸権門の相互関係が密となった、当該期の京都ならではの公論空間だったのか。足利義満「北山殿」については、いわゆる「南池」北側の小規模礎石建築を「禅室」に比定しますが、これは素直に鏡湖池を望む庭園付属物として考えたらと思った。また舎利殿と連結した「天鏡閣」の性格理解も大胆。一方で南禅寺の伽藍復元案は、果たして「二つの仏殿」が同時に並んでいたのか、そんなことありえるのかと驚く。2020/10/12

アメヲトコ

6
前著『海の「京都」』から展開して、琉球の首里と日本の京都の文化的価値の評価を試みた論集。今年3月に出たばかりの『「京都の文化的景観」調査報告書』の内容も収録されます(ネットでも見られますが……)。個人的には琉球の玉御殿(玉陵)論と京都の北山殿の復元(ただし大塔については言及なし)を興味深く読みました。2020/10/03

イツシノコヲリ(丹波國)

3
南禅寺の論考を読んだ。わざわざ三門を移築して、仏殿を2つ並べている伽藍配置であった時期があると考えられることは驚いた。結局今の伽藍は元に戻されているのだが… 足利義満だからできたことであり、さすが『五山の上』と感じた。2023/01/18

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