目次
第1篇 社会哲学―自己意識の哲学から社会的意識諸形態の理論へ(自己意識の哲学と自由主義思想―マルクス「学位論文」の哲学と思想;「具体的普遍」としての近代市民社会批判―「ヘーゲル国法論批判」;マルクスから現代社会哲学へ―マルクス、ロールズ、そしてサンデル)
第2篇 社会的意識とイデオロギーの理論―ポスト・マルクス(経済過程と意識およびイデオロギー;経済過程と意識およびイデオロギー―ポスト・マルクス(その一)
経過過程と意識およびイデオロギー―ポスト・マルクス(その二)
三木清における意識とイデオロギーの哲学
丸山眞男のラディカル・デモクラシーと思想史研究の方法)
第3篇 経済学批判の方法(分析的方法を基礎とする弁証的方法―ヘーゲル、マルクス、見田石介;メンガーとマルクスにおける方法の差異―二人のカール;シュモラーとヴェーバーにおける社会科学と経済学の方法―ヘーゲルとマルクスからみた両者の差異;大塚久雄共同体論の歴史と倫理―前資本制生産様式における人格的依存関係と共同体)
第4篇 現代経済学批判(生産関係制度化の論理;価値論のコンフィギュレーション―市場経斎の生産関係アプローチ;抗争的交換と可変資本節約法則の展開―ラディカル派経済学の労働過程=労働市場論とマルクス)
第5篇 民主主義と資本主義
著者等紹介
角田修一[カクタシュウイチ]
博士(経済学 京都大学)。立命館大学経済学部。社会経済学、経済学方法論、生活経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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