内容説明
庶民の暮らしを描く落語の中に登場する様々な小道具としての伝統工芸品。そんな京の伝統工芸品を49話の上方落語を題材にスポットを当てます。
目次
御所・二条城周辺(「饅頭こわい」と工芸菓子;「高尾」と薫香 ほか)
洛中(「はてなの茶碗」と京真田紐;「まめだ」と歌舞伎絵師 ほか)
東山(「幾代餅」と京版画;「蛇含草」と京すだて ほか)
洛西・洛南・山科(「近江八景」と梵鐘;「鬼の面」と嵯峨面 ほか)
洛北(「つぼ算」京焼・清水焼;「愛宕山」と京和傘 ほか)
伏見・宇治・大津(「宇治の柴船」と京表具;「菜刀息子」と能面 ほか)
著者等紹介
吉田敦[ヨシダアツシ]
1969(昭和44)年2月9日大阪府枚方市生まれ。1992(平成4)年京都産業大学法学部卒業。会社員生活を経て、新生松竹新喜劇文芸部に入団。演出助手の傍ら、中座・浪花座で上演する喜劇台本やNHKの演芸番組などの漫才台本を執筆。現在は「ものづくり」「笑い」「紀行文」を得意分野とするライター・演劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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