内容説明
3.11後の思想を考える。人間の尊厳と自然の根源的価値、環境的正義と脱原発、企業の社会的責任など、現代社会の倫理と思想的課題を論じる。
目次
第1章 人間的価値の哲学に向けて―マルクスの哲学思想を手がかりに
第2章 自然の根源的価値について
第3章 マイケル・サンデルの正義論について
第4章 生命倫理と「人間の尊厳」
第5章 環境倫理学と環境的正義
第6章 ドイツの環境倫理思想と脱原発
第7章 労働と「人間の尊厳」
第8章 企業の社会的責任について
第9章 二一世紀の正義と平和憲法
著者等紹介
牧野広義[マキノヒロヨシ]
1948年奈良県に生まれる。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、阪南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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