目次
聴覚障害児にとっての手話(聞こえない娘;曇りガラスを通して見る世界―聞こえる世界に入れられた子どもたち;人工内耳をしても難聴者は難聴者;二〇歳の反抗期 ほか)
障害者福祉の制度改革(障害者自立支援法から障害者総合支援法へ;法廷における聴覚障害者のコミュニケーション保障;障害者の市民権は保障されているか;「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)の心 ほか)
著者等紹介
南村洋子[ミナミムラヒロコ]
東京学芸大学特殊教育学科卒業後、東京都内の小学校に教諭として勤務。その後、小林理学研究所・補聴研究室「母と子の教室」研究員、聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル教育部主任として、聞こえない・聞こえにくい子どもと親の指導・援助にかかわる。2005年から全国早期支援研究協議会会長。2011年から横浜国立大学および都立大塚ろう学校講師
藤原精吾[フジワラセイゴ]
1941年生まれ。1967年4月に弁護士登録。1998年日弁連人権擁護委員長を務める。1970年からの堀木訴訟、1980年からの三菱重工神戸造船所職業性難聴裁判(最高裁勝訴判決)、1991年からの市立尼崎高校筋ジストロフィー生徒入学拒否事件(翌年勝訴)、聴覚障害者の年金裁定請求事件、生活保護老齢加算廃止違憲訴訟に取り組むほか、原爆症認定請求集団訴訟などにも加わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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