内容説明
人間と動物の分水嶺は言語。原類人猿から進化した人間はなぜ?いつ?どこで?どのようにして?言語を獲得したのか…壮大な謎解きへの挑戦。
目次
第1部 手話(日本手話の起源;手話の再生;国際言語)
第2部 言語の起源(言語起源説;人類発祥の地から;洞窟壁画の世界;エジプト;ヒエログリフ)
第3部 座談会―手話と音声言語の対話(本名信行・大杉豊・高田英一)
著者等紹介
高田英一[タカダエイイチ]
1937年2月5日、京都市に生まれる、8歳で失聴、京都市大将軍小学校から、京都府立ろう学校に転学。1956年京都府立ろう学校高等部卒業。1960年立命館大学理工学部卒業後、京都市職員となり1992年3月退職、社会福祉法人・京都聴覚言語障害者協会に勤務、現在理事長。2002年4月社会福祉法人・全国手話研修センター常務理事となり、現在同センター日本手話研究所所長。大学卒業と同時に社団法人・京都府聴覚障害者協会に入会、会長、事務局長など歴任、現在監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
1
ふむ2019/11/04
kozawa
1
私のような素人が言うのもなんだけど、「言語の起源」に興味がある一般人は多分読まない方がいい。教養たっぷりな人が書いてるので興味深い話があるっちゃあるとは言えるけど、言語の起源に関わる部分は教養のある素人の想像以上の評価をする理由が見当たらない。もっぱら手話に関する言及のみに限るとそこまで否定的に見る理由はないと思うけどどうなんだろう。「面白く」は読んだけれどもはてさて。2013/03/17
まーれ
0
内容は、聾者と手話の権利(これはこれで大切なことですが)の色合いが強く感じられて、言語学的というより政治的な印象です。言語学的なことを期待して読むと期待はずれかもしれません。でも、とても勉強にはなりました。2014/02/18