内容説明
つながりと居場所からネットワークが拡がる。共感と協働から事業と社会の利益が生まれる。そこから、新しいビジネスと生き方が見えてくる。
目次
第1章 なぜいまソーシャルビジネスか(ソーシャルビジネスをめぐる動き;言葉と定義が大切;社会起業家とソーシャルビジネス)
第2章 ビジネスと価値創造のネットワーク(そもそもビジネスとは?;ビジネスにおける価値とは?;価値創造のネットワークとは?;ソーシャルビジネスの理念とは?;最後に、短い物語からビジネスを考える)
第3章 ソーシャルビジネスに取り組む人たち:その1(「ソーシャルビジネス・ケースブック」から;オムロン京都太陽とアメリカからの訪問者)
第4章 ソーシャルビジネスに取り組む人たち:その2(京都・亀岡発ソーシャル行き;カスタネット植木力の場合は?)
第5章 ソーシャルビジネスという選択と生き方(いま何をなすべきか―気づきと学び;ネットワークから価値を生み出す―「出会い」と「協働」;ビジネスとソーシャルを結ぶ展望―「居場所」と「つながり」;最後に、ビジネスとは何か、を考え続けること)
著者等紹介
植木力[ウエキチカラ]
1958年京都府宮津市生まれ。京都府立峰山高等学校卒業後、航空自衛隊に入隊。1982年大日本スクリーン製造(株)に転職。2001年社内ベンチャー制度によりオフィス用品販売会社(株)カスタネットを創業。ベンチャー企業としては、日本初の社会貢献室長となり、カンボジアに小学校寄贈、町家の無料開放など、ビジネスと社会貢献が融合する姿を追い求めている
川本卓史[カワモトタカシ]
1939年生まれ。東大法学部卒。同志社大修士。旧東京銀行勤務を経て、京都文教大学へ。2010年、同大学教授・学科長にて定年退職。専門社会起業論。著書に『折々の人間学―京都で考えたこと』(西田書店、2009年、紫式部市民文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新平