目次
歴史科学運動と史料学の課題
日本中世の補任状=下文における宛所と受給者
日本前期中世(一一世紀~一六世紀)における文書の機能と伝来の諸形態
日本中世前期の官司・権門寺社における文書群の保管と廃棄の原則について
日本中世前期の官司・権門における文書群の保管と廃棄の原則について
筑後田代文書として伝来した和泉上村文書について
和泉河野家文書中の平安末期の文書について
近江番場蓮華寺過去帳校訂
『鎌倉遺文』脱漏史料紹介
中世文書廃棄・再利用の東と西―紙と羊皮紙〔ほか〕
著者等紹介
河音能平[カワネヨシヤス]
1933年3月25日、神戸市に生まれる。1957年、京都大学文学部卒業。1962年3月、京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学、4月同大学文学部研修員、64年12月同大学助手。1968年、八代学院大学(現神戸国際経済大学)助教授。1971年、大阪市立大学文学部助教授、80年同大学教授、96年定年、名誉教授。大阪歴史科学協議会代表委員、歴史科学協議会代表委員、ハンブルク大学客員教授等歴任。2003年11月22日、永眠(享年70歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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