目次
唯物論と実践概念―とくにマルクス主義哲学のあり方にかかわって(一九八二年一一月)
アルチュセールのイデオロギー論についての批判的検討(一九八八年九月)
ハーバーマスの『コミュニケイション的行為の理論』をめぐって(一九八九年一一月)
現代資本主義分析と史的唯物論の基礎カテゴリー(一九九〇年一一月)
鈴木茂先生の学問について(一九八八年六月)
今、マルクス主義哲学の課題を考える(一九九二年一月)
認識主体とア・プリオリなもの―カントとピアジェほか(一九九三年三月)
今、唯物史観の課題を考える(一九九三年四月)
日本的思想研究は普遍性をもちうるか(一九九六年八月)
これからの唯物論のあり方をめぐって―鈴木茂先生の没後十年を記念して(一九九八年六月)〔ほか〕
著者等紹介
向井俊彦[ムカイトシヒコ]
1943年12月27日大阪市に生まれる。1976年3月京都大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1976年4月立命館大学経済学部助教授。1990年4月同教授。1993年4月立命館大学文学部教授。1994年4月立命館大学理工学部教授。1998年4月立命館大学文学部教授。2006年5月14日永眠(享年62歳)。見田石介、鈴木茂両氏に学び、自らをその継承者として位置づけ、新しいマルクス主義哲学のあり方を探求する。その一方で、教養教育の実践者として学生の指導にあたるとともに、その発展に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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