目次
第1部 『唯物論とヘーゲル研究』(一九七九年九月)(哲学史研究の方法と課題;ヒューム因果論の批判的検討―ヘーゲルならびにエンゲルスの因果論と比較する視点から;ヘーゲルによる分析的方法と総合的方法の批判について;分析的方法を基礎とする弁証法的方法とはどういうものか―『見田石介著作集』の紹介(哲学の立場から)
哲学の根本問題と実践概念―“哲学の対象”についての予備考察 ほか)
第2部(「実践的唯物論」が唯物論のマルクス主義的形態か―芝田進午氏「実践的唯物論の体系」の批判的検討(一九八〇年九月)
ヘーゲル論理学の特徴(一九七八年三月)
概念(一九九一年五月))
著者等紹介
向井俊彦[ムカイトシヒコ]
1943年12月27日大阪市に生まれる。1976年3月京都大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1976年4月立命館大学経済学部助教授。1990年4月同教授。1993年4月立命館大学文学部教授。1994年4月立命館大学理工学部教授。1998年4月立命館大学文学部教授。2006年5月14日永眠(享年62歳)。見田石介、鈴木茂両氏に学び、自らをその継承者として位置づけ、新しいマルクス主義哲学のあり方を探究する。その一方で、教養教育の実践者として学生の指導にあたるとともに、その発展に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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