内容説明
モラルハザードといわれる状況のもと、価値や倫理の問題は個々人が共同しながら社会や政治に主体的にかかわっていく問題であるという視角から、価値観、倫理観、そして世界観について論及する。
目次
第1部 価値と人間(現代唯物論における価値の問題;唯物論の人間観と価値の本質―哲学的価値の諸説をめぐって;戸坂潤の道徳論と現代;マルクス・エンゲルスの人間観と人権思想)
第2部 人間的自由と倫理(自由と社会発展;ヘーゲルにおける自由と共同;生命倫理と人間の尊厳;ジェンダーと生殖医療;環境倫理と持続可能な社会;環境思想とマルクス―物質代謝概念を通して自然の根源性を考える)
著者等紹介
上田浩[ウエダヒロシ]
1953年大阪府に生まれる。1982年関西大学大学院博士課程前期課程文学研究科修了。大阪大学非常勤講師、京都府立大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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