目次
第3部 日本史に探る聴覚障害者群像(山田のカガシ―おとしめられてゆく神;戦前の小学校「国定教科書」と視・聴覚障害者;古代の聴覚障害者(1)―奈良時代の戸籍・計帳にみる
古代の聴覚障害者(2)―奈良時代以前、『古事記・日本書紀』にみる
千年の沈黙と「筆談」「補聴器具」の始まり
鈴木牧之にみる難聴者心理のエネルギー
聴覚障害者の社会活動と十九世紀という時代(1)―儒学者・谷三山
聴覚障害者の社会活動と十九世紀という時代(2)―明治への過渡期とジャーナリスト山根立庵
障害者「人間宣言」の魁け―中途失聴・弱視の歌人下山清
二十世紀「宇宙学」の父 K ツィオルコフスキー―遠景的時空への探求志向 ほか)
著者等紹介
津名道代[ツナミチヨ]
1933年(昭和8)8月21日和歌山県海草郡川永村川辺に生まれる。1943年(昭和18)12月、猩紅熱により聴力のほとんどを失う。1956年(昭和31)奈良女子大学文学部史学科卒業。専攻・日本思想史。同文学部助手、同大学付属図書館司書をへて1965年(昭和40)退職帰農。傍ら文筆と塾主宰。その間、1971~83年神戸松蔭女子学院大学非常勤講師として日本宗教史を担当。1985年(昭和60)頃からようやく「日本「国つ神」情念史」の視座をつかみ、書き継ぐ。大戦中、小学校4年生で聴覚に重度障害を得ている立場から、1965年以降、障害者問題にも関わり、1976年からは全国難聴者連絡協議会(略称全難聴。現社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)の創立に参加。広報部長兼機関紙編集長、常任理事、副会長、相談役を歴任。和歌山県中途失聴難聴者協会会員。障害者認定聴覚・平衡機能障害1種2級
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