内容説明
「自分の授業をつくる」ことと「教師自身が学ぶ」ことは、表裏一体の関係にある。授業に即して言えば、授業づくりをするということは、教材研究、授業研究、児童の実態把握の研究などに深くかかわるということである。本書では、障害児教育、とりわけ知的障害のある子どもたちへの授業づくりにおいて、「自分の授業をつくる」ということに思いをめぐらし、そのためにはどのようなことが教師にとって必要なのかに論及している。
目次
序―自分の授業をつくるために
1 教材研究
2 単元と題材
3 授業のイメージワーク
4 授業とイメージ
5 「発問」再考
6 「説明」の説明
7 「指示」の研究
8 声かけと言葉かけ
9 実践研究と教師の見る力
10 自己決定と授業研究
結び―教師の言葉と子ども



