内容説明
現代の激動と変革の時代は、人間と世界とのかかわりを問う哲学的世界観に対しても、さまざまな重大な課題を提起している。現代唯物論は、今日、その課題にこたえるためにも、いっそう発展させられなければならない。本書はそのための一つの探求である。
目次
序論 現代唯物論の基本的立場―『経済』誌インタビュー
第1章 実践的唯物論と弁証法的唯物論―「フォイエルバッハに関するテーゼ」を中心に
第2章 「哲学の根本問題」の意味
第3章 意識の能動性と反映論
第4章 エンゲルスの自由論をめぐって
第5章 現代唯物論と価値の問題
第6章 環境問題と史的唯物論
-
- 和書
- 村上ラヂオ 新潮文庫