感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドシル
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著者の西川式子さんは1979年から1991年まで札幌市専従手話通訳者をされた方で、日本で初めて頸肩腕を発症し、手話通訳と頸肩腕の問題に関して様々な取り組みをされた方です。 西川さんが初めて、札幌市の専従通訳者になったときにはたった1人の手話通訳者として孤軍奮闘されていましたが、2度にわたる重度の頸肩腕に苦しんだのち、複数配置がされるようになり退職される時には6人の専従手話通訳者がいたそうです。 この本を読むと、昔の手話通訳の難しさが今以上だったことがよくわかります。 手話」そのものが社会に受け入れられて2011/10/08