内容説明
神とは何か、自由とは何か。自由と権力の根源を考える、『カラマーゾフの兄弟』の精髄。
目次
大審問官―自由なき楽園の支配者
大審問官の大問題(松岡正剛)
「自由」の行方(秋津太郎)
ドストエフスキー略年譜
ドストエフスキー略歴
Великий Инквизитор(『大審問官―自由なき楽園の支配者』ロシア語版)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jas
2
難しい。犀の角のようにただ独り歩め。2023/02/20
保山ひャン
2
カラマーゾフの兄弟の大審問官の部分の新訳と、松岡正剛さんの解説(千夜千冊からの転載)。ロシア語原文も収録されていた(全く読めなかった)。自由と神、奇跡と神秘と権威、松岡正剛さんによると「いったいこの世界に他人を赦す権利をもっている者などいるのだろうか」というイワンの主張。大審問官や悪魔の態度、言動が現代ではむしろ正しく見えてしまっているだけに、考えさせられる。2017/04/16
Tonex
2
ロシア語原文テキストを眺めていたら、こういうのが読めたら楽しいだろうなあという気持ちになるが、そもそも英語すら読めないのにロシア語なんてとんでもないことである。/松岡正剛の解説は「千夜千冊」からの転載だった。2014/09/29
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