内容説明
20世紀最大の謎のひとつ、目玉芸術集団、ザ・レジデンツ。嘘か誠か、摩訶不思議な写真の数々を交えた噂の奇書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らぱん
39
コズフィッシュの造本と知って取り寄せた。ブックデザインは十分に楽しいけど、もともとタキシード着てシルクハット被った目玉だからなぁ。帯が石野卓球(電気グルーヴ)と山塚EYE(ボアダムス)ってー。「20世紀最大の謎のひとつ目玉芸術集団であるザ・レジデンツ」のメタ・フィクション・ヒストリーって(笑)・・・作り手が相当楽しんでる。いやぁ、良かった。かなり笑ったしちょっと感動した。2019/09/11
karatte
1
読了日不明。オビラー(Ⓒ卓球)はこれに勝る適任者などいないであろう石野卓球と山塚アイ。監修はリイシュー盤のライナーで読む者を煙に巻きまくってくれた湯浅学。最強の布陣である。装丁やデザインも不必要に凝っていて、コンセプチュアルな目玉どもの目論見に一役買っている。文中の表現を借りるなら、"ザ・レジデンツに真実の話というものは存在しない"。この逆説こそレジデンツなのだ。