わかる痛み学

わかる痛み学

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  • サイズ A5判/ページ数 177p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784892429415
  • NDC分類 491.378
  • Cコード C3047

内容説明

痛み、それは人間にとって最も不愉快な感覚にもかかわらず、十分適正に癒されていない。本書は、痛みについてできるだけわかり易く説いた痛み学の書である。

目次

第1部 痛みの多様性(痛みの系統発生;痛み研究の歴史;東洋における歴史;痛みの経済学)
第2部 様々な痛みとその評価(疼痛の定義;臨床における様々な痛み;臨床における痛みの測定法;疼痛病態を示す実験動物モデル;実験動物における痛みの測定方法)
第3部 痛みのメカニズム(一次ニューロン(侵害受容器から脊髄まで)の痛覚伝達機構
痛みの中枢伝達機構
神経因性疼痛の分子機構
内因性鎮痛機構)
第4部 鎮痛薬(抗炎症薬;癌性疼痛に用いる鎮痛薬;神経因性疼痛治療に用いられている鎮痛薬;その他の鎮痛薬)

著者等紹介

植田弘師[ウエダヒロシ]
薬学博士。1954年大阪に生まれる。1976年京都大学薬学部卒業。1981年京都大学大学院薬学研究科薬理学専攻修了。横浜市立大学医学部薬理学助手、京都大学薬学部薬理学助手、横浜市立大学医学部薬理学助教授を経て、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科。分子薬理学分野教授。専攻は分子神経薬理学

戸田一雄[トダカズオ]
歯学博士。1950年東京に生まれる。1976年東京医科歯科大学歯学部卒業。1980年東京医科歯科大学大学院歯学研究科生理学専攻修了。東京医科歯科大学歯学部助手、講師、助教授を経て、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科生体情報科学分野教授。専攻は感覚生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とめ

2
痛みは人体の警告で、生存するためには不可欠な感覚であるが、同時に大変不快な感覚でもある。第一部に描かれる古代の経験的な鎮痛薬の使用から近代までの歴史的な痛みへのアプローチは、読み物としても大変楽しめた。後半の痛みのメカニズムについてもわかりやすくまとめられており、とても参考になった。2014/11/30

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