目次
「慈悲深き神慮」―モルの場合
「慈悲深き神慮」―パミラの場合
ヘンリー・フィールディングの背景―『ジョウゼフ・アンドルーズ』を中心にして
『トリストラム・シャンディ』について
スターンの「センチメンタリズム」について
ロマンスと諷刺―『ノーサンガー僧院』の場合
ジェイン・オースティンと感情教育―『分別と多感』の場合
ジェイン・オースティンと「神慮」―『マンスフィールド荘園』と『説得』をめぐって
慈悲深き神―薄幸の少女ネルの場合
理想と現実の狭間―『ミドルマーチ』をめぐって
ハーディの初期の小説
トマス・ハーディと「神慮」―『はるか群衆を離れて』をめぐって
トマス・ハーディの知的背景―『熱のない人』をめぐって
“To Please his Wife”と慈悲深き神
著者等紹介
松本啓[マツモトケイ]
1935年、岩手県生まれ。1963年、東京大学大学院修士課程修了。中央大学法学部教授
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