ソーセージ物語―ハム・ソーセージをひろめた大木市蔵伝

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784892427862
  • NDC分類 648.27
  • Cコード C0095

内容説明

横浜でドイツ人技術者からハム・ソーセージの製造技術を伝授された大木市蔵は、外国人に製品を売るかたわら、東大生・農大生はじめ日本中に技術を教え歩きます。消費者に加工品の歴史と技術者・業界の努力を伝える書。

目次

太平洋のかなたに
未来の街―横浜
マーテン・ヘルツ氏との出会い
関東大震災
日本最初のハム・ソーセージ専門店
ハム・ソーセージの種類
帝大の講義と元町工房の人々―食肉加工技術者の育成(1)
賀川豊彦との交流と元町工房の人々―食肉加工技術者の育成(2)
各県での豚肉加工講習会と高崎ハムの六十年―食肉加工技術者の育成(3)
横浜・元町と市蔵さん
戦争とソーセージ
戦後の市蔵さん
魚肉ソーセージ
渡米とさらなる前進
叙勲
市蔵さんの残したもの

著者等紹介

増田和彦[マスダカズヒコ]
1945年、千葉市に生まれる。1968年国学院大学文学部文学科卒業
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感想・レビュー

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じじちょん

3
日本で初めてハム・ソーセージの生産と販売、日本の畜産業界に貢献した大木市蔵の物語だった。作中に触れられていたが第1次大戦中、捕虜からドイツの技術が日本に伝わったという話を聞いたが、ソーセージ製造技術も含まれていたんだなー。長期間の航行で常温で腐敗せずに保存できる加工肉の技術はすごいなーと改めて感じた。基本的な作り方は100年前から変わっていないと思う!2025/03/15

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