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内容説明
『発達障害の子とハッピーに暮らすヒント』の2冊目。第1部では、前の本でも触れている「不登校」や「診断」についてより詳しく書きました。また思春期ならではのできごととしてバイク事故と高校中退について書きました。第2部では、わが家で子どものころからこんなことをしてきてよかったということを、エピソードを交えながらご紹介しています。
目次
第1部 さまざまなことを越えておとなへ(不登校は充電時間―長女の6年間に及ぶ不登校;診断をスタートに―長男が発達障害とわかるまで;思春期を見守る―長男のバイク事故と三男の高校中退)
第2部 働くおとなになる力をつける(コミュニケーションの力;自分で考える力;生活する力;働く力)
番外編 お母さんが元気でいるために
著者等紹介
堀内祐子[ホリウチユウコ]
1956年生まれ。。日本自閉症スペクトラム学会会員。自閉症スペクトラム支援士。任意団体発達障がいハッピーサポート代表。障害児、者の一時預かり、障害者のガイドヘルパーとして働く。2005年より通信制の星槎大学で発達障害について学んでいる。2006年より全国各地の小学校などで講演
柴田美恵子[シバタミエコ]
1961年生まれ。フリーライター。雑誌などで子育て、女性、教育関係の記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Carlyuke
47
卒直に家族の中で起こったことを分かりやすく描写している。この親の特徴として驚くのはとてもとても子供たちの気持ちや決断に勇気を持って寄り添っているところ。きちんと情報を伝えたり, 経験させた上で。結果として子供たちが自立することにつながったと思えた。父親も子供たちが小さい頃から18歳になったら家を出なさいと言い聞かせ, 子供たちも発達障害を持ちながらもいろいろと考えていたという箇所からも学んだ。 この本のイラストレーターも, たまたま知り合いなのだが良い味を出していると思った。2020/02/17
さなごん
7
マニュアル的なものかと思って借りたら体験談だった。診断出るまで大変だっただろうなあ。うちもたまに学校行きたがらないので親の気持ちはよくわかる。この家庭だからどうにかなったんだなあ。バイクの件普通はここまで付き合えないもの。2014/08/28
りんふぁ
3
ADHDをもつ4人のお子さんを持つお母さんの子育て記。押し付けない、信じて待つ、失敗が許されてる、どれも見習いたい。2014/09/02
Jas
2
拾い読み。「アスペルガーの子は愛情の受け皿がザルのようなもので、愛情を注いでも注いでも、どんどん流れていっちゃうの。普通の子は10愛したら10受け取ってくれるけど、アスペルガーの子の場合は、100愛しても、その内の10を受け取れるかどうかなの。」だから愛着形成が難しいのだろうか。2022/06/05
Asakura Arata
2
バイク事故を起こしても、禁止しないで様子をみる下りはすごいなあと思った。わが子を信頼するという事は、かなり勇気がいることでもある。クリニックの待合室に置こう。2014/08/31