出版社内容情報
パリの、つたのからまるふるいやしきに、12にんのおんなのこたちが、2れつにならんでくらしていました。9じはんになると、てってもふっても、さんぽにでます。いちばんのおちびさんが、マドレーヌでした。半世紀以上にわたってたくさんの人に愛されてきたマドレーヌ。元気いっぱい、勇気いっぱいのマドレーヌが、クリスマス・イヴに大活躍するお話を、今いちばん輝いている作家、江國香織の訳でお届けします。
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マージの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
54
パリの古い屋敷に11人の女の子と一緒に暮らしているマドレーヌはクリスマスの前の晩、寒さに震える魔術師の商人を介抱してあげます。お礼に魔術師が魔法をかけると女の子たちは・・・。2014/11/28
Willie the Wildcat
47
慈悲と献身。1年の締めくくり・・・。12人の少女が、1年の12ヶ月を意味と意訳!マドレーヌはもちろん「12月の少女」!?故に、他の11人の少女も、”風邪”で寝込んだのではなく、新たな1年に向けて”静養”していた!?魔術師は無論・・・。(笑)な~んてイメージが浮かぶ。絵は明るく、お揃いの赤い絨毯で空を飛ぶシーンが印象的。2013/05/26
ゆか
41
シリーズものだったのですね。不思議なお話でした。クリスマスイブに、風邪で寝込んでしまった11人。マドレーヌだけが、みんなのために働きます。そこへじゅうたんうりのしょうにんがやってきて、というお話。そらとぶじゅうたん、のってみたいです。2014/12/14
tokotoko
37
マドレーヌちゃんのクリスマス・・・どんなのだろう!?ってワクワクして読み始めて・・・あれっ!?予想外に大変な・・・クリスマスになってた!マドレーヌちゃんって元気なだけじゃなくて、なかなかのしっかり者で、働き者で、現実派!そんな新たな面をたくさん知れた。こういうシリーズものの絵本の楽しみって、きっとどんどん人物像が深く広がっていくことにもあるんだね。今回のキーマンのじゅうたんやさん。とっても素敵なプレゼントをくれます。最後のページの言葉が大好きです。クリスマスの捉え方を変えてくれるよ!2013/12/25
Rosemary*
35
今回は、マドレーヌが大活躍、クリスマスに風邪をひいて寝込んでいるみんなの世話をしています。謎の魔法使いから(サンタクロース?)から素敵なプレゼントをいただきます。とても素敵な展開に楽しめました。やっぱり可愛い!2013/12/14