なぜあらそうの?

個数:
  • ポイントキャンペーン

なぜあらそうの?

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月07日 13時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 38p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784892387678
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

1ぴきのカエルが、美しい花を手にしていました。そこへ、ネズミがやってきて、その花をうばいとります。カエルは、仲間とともにネズミに仕返しをしました。すると今度はネズミが仲間を呼んできて、争いは果てしなく続いたのです……。ほのぼのとした始まりとは対照的に、最後にはぎょっとするような結末がおとずれるこの絵本。なぜ争いはおこるのか、どうして争いはやまないのか、最後に何がのこされるのか……。文字をいっさい使わず絵だけで描かれていますが、心に強く訴えかける作品です。

内容説明

1ぴきのカエルが、1本の美しい花を手にしていました。そこへ1ぴきのネズミがやってきてその花をうばいました。なぜ?次に、2ひきのカエルがくわわってネズミを追いはらい、手あたりしだいに花をつみはじめました。なぜ?すると今度は、ネズミたちがもっとひどい暴力で仕返しをしました。そして、あらそいは続いたのです―。本書は、子どもたちや、すべての大人たちにさまざまな疑問をなげかける、文字のない絵本です。なぜあらそいはおこるのか、なぜあらそいはやまないのか、そして最後に何が残るのか、考えてみてください。1996年ベルギー児童図書評論賞。

著者等紹介

ポポフ,ニコライ[Popov,Nikolai]
1938年ロシアのサラトフに生まれる。外科医の父から絵を描くことを、母から音楽や詩に親しむことを教わる。10代半ばから本格的に絵画を学び始め、1962年モスクワ印刷大学を卒業。1964年より国内外の文学作品のライストで活躍する。1975年『ロビンソン・クルーソー』さし絵でBIB世界絵本原画展グランプリを受賞。本書は1996年ベルギー児童図書評論賞に選ばれている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

182
あなたはそこにいたらいいのに、なぜ他者の場所まで求めるの。あなたの前にも咲いているのに、なぜ隣の花を欲しがるの。争えば決まり事はなくなって、結局みんな逃げ惑うのに。初めは一輪の白花と石の上の問題だったはずなのに忘れてしまい、やられたらやりかえすことで憎しみは連鎖する。色も音も消えていく、争いってそういうもの。たったひとつの言葉で塊がとけることもあるけど、何もなくなって心の支えも失って、頁を捲るほどいたたまれなくなる。人間は排他的、融和的、どっちが真実なのかわからなくなる。みんな平和を願っているはずなのに。2024/10/20

169
タイトル見ただけで、あぁ反戦の絵本なんかなって思いながら手に取った。でも争いは何も戦争だけではないのだよね。学校や職場、住んでいる地域、人がいる場所のすべて。いや違う、本当は生き物が生きているすべての場所で、争いが必ず起きている。なぜそれは起こるのか、なぜ止まないのか、そして最後に何が残るのか。文字が一切ない、絵だけで多くのことを伝えてくる絵本。争いの後の見開きページは衝撃的でとても悲しい。カエルの表情の変化にも注目して欲しい。世代を問わずオススメ。説教臭くなく様々なことに気づかされる作品だった。 2014/11/09

紫綺

134
小さな諍いが諍いを産み、憎しみが憎しみを産む。やられたら倍返し!!なんて、ホントはいかんよね。文字のない絵本が大切な事を投げかけてくる。2016/01/09

masa@レビューお休み中

111
なぜ、争うの?なぜ、奪い合うの?なぜ、いがみ合うの?小さな争いも、大きな争いも、ここにすべての答えがあると思います。物語の主人公たちは動物です。カエルとネズミの争いです。たった1本の花を奪ったことがきっかけで、1匹の争いが2匹の争いに、2匹の争いが、3匹、4匹と雪だるま式に大きくなっていきます。はじめは、ほんの些細な出来心だったかもしれません。もしかすると、ちょっとしたいたずら心だったかもしれません。でも、大きくなってしまうとそうではなくなります。争いは争いを生みます。それでもまだ争い続けますか?2016/01/05

けんとまん1007

82
小さなきっかけが、少しずつ大きくなっていく。あるラインを超えると、後戻りできなくなる。それでいて、最後に残るものは、何も無い・・・どころか、失ったものの大きさだけが残る。絵だけだからこそ、語りかけてくるものが大きい時がある。この絵本は、まさに、その中の1冊だと思うし、あらゆる場面で当てはまる普遍性がある。2022/09/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/241038
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品