内容説明
『三人姉妹が夜をつれてくる』導入場面から夜の詩が語られる。星、夜風、街の空、屋根、そして音楽。広場、夜のリズムと夜の海。岬と灯台、舞台は異国情緒の港町、最後は鳥の島の登場と、雪が降り終幕。少々勝手な筋立だが、それも絵本の世界であろう。女性的な発想で、素敵なイメージを描こう、夜空を仰ぎ見て詩的なロマンを、メロディーにのせて歌う願望を具現化した作品と思える。第15回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
35
【大人こそ絵本】大人にも読んでほしい絵本。夜中にJAZZを聴きながら愉しみました。2023/08/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
3姉妹が連れてくる夜の不思議な世界。星・風・音楽が融合し。海・港町・島を彩る。夜が暗闇だけでなく、自然をミステリアスに感じさせ、またリズムよい文章が深く感じます。2021/01/17
もかそら
1
文章も絵柄も大人な雰囲気。でも意外と食い付きが良かった♪2012/07/28
sakari
0
なんとなくダイナミックな印象が残ります2015/10/22
ゆきち
0
【図書館本】不思議な世界観。絵も良かった(*^^*)2015/03/26