ニコラス・グリーブのゆうれい

ニコラス・グリーブのゆうれい

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 23X28cm
  • 商品コード 9784892386954
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

盗まれた骨を求めて日夜さまよう、ニコラス・グリーブのゆうれい。はたして骨はもどってくるのだろうか。次々にふりかかる運命のいたずらに、思わず引きこまれてしまう、ドラマチックな絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

68
淡々とした文章と不気味だけど味のある絵。ユーモアのあるホラー絵本。骨って色んな使われ方があったのね…。2018/08/20

masa@レビューお休み中

64
ホラー絵本?いや、そこまではいかないかなぁ。怖い幽霊がでてくるけど、ブラックユーモアがある絵本という感じなのかもしれませんね。物語は、ある老人が亡くなったところからはじまります。老人の名はニコラス・グリーブと言います。ニコラスは、亡くなって、墓に埋められます。ところが、一匹の子犬が彼の骨を持ち出してしまうのです。骨がなくなったニコラスは、幽霊となって現れ、農家に取り憑くのですが…。あったものがなくなるというのは、本人にとっては、とても怖いことなんですよね。でも、本人の思うとおりにはならないんですよね。2013/07/22

小夜風

27
【図書館】雰囲気は良い感じ…だけど、誰も骨を探してない…骨が勝手になくなって勝手に戻ってきた(笑)。100年も取り憑かれた農家の人々は、一体何があったのかも知らなくて、何も理解していないのでは…?雰囲気ほど怖くなかった。2014/09/03

ヒロ@いつも心に太陽を!

20
ほよほよと漂うゆうれいになったニコラス・グリーブじいさんの表紙を見て「どんな話だろ?」と何とはなしに手にしてみた。ひょんなことから骨の一部が墓からなくなり、その骨を見つけるまで安らかに眠れなくなったグリーブじいさん。一方、じいさんの骨は次から次へと冒険の道をたどり・・・結局100年もの長い時を経てじいさんのもとへと戻る。「骨って日用品と交換できるんだ?・・・え?鞄のとって?!」と思った人は私だけではなかったようで(笑)最後のページではちょっとふふって思えるなかなか面白い絵本だった(*^∨^*)2011/06/10

Cinejazz

13
〝 ある年の暮のこと。農家の老主人ニコラス・グリ-ブが死んだ。翌朝、家族たちは寒さに震えながら墓を掘り、祈りを捧げ、急いで家の暖炉へと戻っていった・・・。ニコラス・グリ-ブは永遠の眠りについたはずだったが、子犬が骨を掘出して、何処へか持ち去っていった…。今日もニコラス・グリ-ブの嘆きの声が聞こえてくる「・・・サガスノダ ホネガソロッテ トモニ ヤスラグトキガクルマデ・・・」〟アメリカ大陸が植民地時代のマサチューセッツの深い森と谷間、辺りを覆う濃い霧、丘に囲まれた土地に伝わる魔物や↓2025/03/09

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