内容説明
本書は、チェコの老舗映画雑誌『映画と時代』誌の50年におよぶ記事からアニメーション関係のインタビュー、証言を集めた大著の抄訳である。1940年代から通史的に概観した冒頭の「チェコ・アニメーションの歴史」含め、チェコ・アニメーション・ファンはいうにおよばず、アニメーションに関心があるすべての者たちにとって必携の一冊。図版収録多数・索引付。
目次
1 チェコ・アニメーションの歴史
2 アニメーションとその時代(チェコスロヴァキア映画の20年―イジー・トルンカは語る;チェコスロヴァキアのドローイング・アニメーションの20年―エドゥアル・ホフマンとの対話;ミレニアムへいたる30年間のチェコ・アニメーション―イジー・クビーチェクとの対話 ほか)
3 クロニクル(1956年 イジー・トルンカとの対話;1956年 カレル・ゼマンとの対話;1958年 エドゥアルト・ホフマン―チェコスロヴァキアのドローイング・アニメーションの重要人物(抜粋) ほか)
4 監督たちとの対話2003(ヴァーツラフ・ベドジフと28人の美術デザイナーたち;頭を雲のなかに、足は地に着けて―ブジェチスラフ・ポヤルとの対話;世界のモデルとしての錬金術とSF―ヴァーツラフ・メルグルとの対話 ほか)
著者等紹介
赤塚若樹[アカツカワカギ]
1964年生まれ。現代アート全般、とりわけ文学、映画・映像、音楽に関心をもつ。首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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