内容説明
第13回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
66
ゆめを見ることができないラクダと、ゆめをたべていないからおなかがぺこぺこのバクが、森の奥に住むという「ゆめの妖精」をさがしにゆめの旅をする。渋い色づかいで、自由に描かれたゆめの絵本。2020/03/04
ヒラP@ehon.gohon
23
最近夢を見ることができないラクダと、最近夢を食べていないから腹ペコのバクが、二人で夢の妖精を探しに森に入って行きます。 不思議な二人の関係と、不思議な冒険に見ている側も翻弄されるような、不思議な絵本です。 全てが夢だったこと、二人がそれで満足できたこと、夢から覚めたような私です。2021/05/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
星の輝く夜、夢をみることができないラクダと、夢を食べていなくてお腹のすいているバクが出会います。土の中のイモたちに「森のおくには ゆめの妖精が いるよ」と教えられ二人で向かいます。たくさんの植物たちに聞きながら森の奥へと向かいますが…。森に入る扉を見つけられなければ入れない試練?を乗り越えられたのが良かったです。第13回日産童話と絵本のグランプリ 絵本部門大賞作品2020/12/10
ツキノ
11
(E-51-420)ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作。近頃夢を見ることができないラクダと夢を食べていないバクが、森へ夢の妖精を探しに行く。縦長の、黄色と茶が基調の絵がいいかんじ。2020/02/22
遠い日
10
第13回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。夜の夢のファンタジー。夢を見たいラクダと夢を食べたいバクが、夢の妖精に会いに行く。森の扉をくぐったときから、知らず始まっていた不思議。それこそが、夢。期せずして、夢。儚いできごとも、ラクダとバクには忘れがたい夜になった日。2014/08/17