出版社内容情報
エルドーおじいちゃんに会いにいったエルマー。でも、なんだかおじいちゃんの様子が変です。ふたりでいっしょに遊んだことを、すっかり忘れてしまったようで……。
内容説明
エルドーおじいちゃん、さいきんものわすれがひどいみたい。エルマーはちょっとしんぱいです。ふたりでいっしょにしたいろんなあそびをおじいちゃん、わすれちゃったのかなあ?だけど、いたずらがだいすきなおじいちゃん、ほんとうは…。
著者等紹介
マッキー,デビッド[マッキー,デビッド][McKee,David]
1935年イギリス南デボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画の仕事を始め、卒業後には雑誌「パンチ」や新聞などに絵を描く。1964年に初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作『ぞうのエルマー』は、20か国以上で出版されている。また絵本のほかに、アニメーションの制作などにも取り組んでいる。南フランス・ニース在住
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生まれ。1979年にイギリスに渡り、数年後より絵本を作り始めた。ハーウィン・オラム氏とのコンビでつくった『ぼくはおこった』(評論社)でマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞を
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
エルマーがおじいちゃんの家に遊びに行きました。 老いを感じさせるのかと思ったら、エルマーより元気で、茶目っ気たっぷりで、とても微笑ましい作品です。 おじいちゃんという言葉が出てくると、ついつい身構えてしまうのですが、いい意味で裏切られました。 気楽に読める絵本です。2021/10/21
たーちゃん
21
おじいちゃん、記憶が薄れているのかなと心配になったけど大丈夫で安心しました。息子もゾウたちと一緒に吠えていました(笑)2022/01/11
小夜風
10
【小学校】パッチワークのぞうエルマーが、エルドーおじいちゃんに会いに行きます。ところがエルドーおじいちゃんは物忘れがひどいみたい…。なんてお茶目なおじいちゃん。どちらが子どもだか判りません(笑)。カラフルで可愛い絵本です♪2013/10/08
こどもふみちゃん
6
楽しくって素敵な絵本。昔の思い出を忘れちゃったふり をしてエルマーと楽しく過ごすおじいちゃん。ほのぼの、嬉しい気持ちになってきます。2さい10か月の娘も良く聞いていました。2・3・4・5・6・7歳向け。2011/05/04
遠い日
4
おじいちゃんと孫との関わりの特別さをやさしく描く。おじいちゃんの好物の果物をおみやげに、尋ねていくエルマー。おじいちゃんは、それが嬉しくてたまらない。自分のことを気にかけてくれる孫の気持ちが、嬉しいのだ。おじいちゃんと過ごす時間は絆を確かめる時間。普段、気づかなくとも、ふたりがこれまでに築いたものが確かにあることが嬉しい。2013/04/27