アフリカの森の日々―わたしの愛したチンパンジー

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  • サイズ B4判/ページ数 80p/高さ 25X28cm
  • 商品コード 9784892385421
  • NDC分類 K489
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「チンパンジーは、これまで考えられていた以上に、わたしたち人間に似ています。チンパンジーを知れば、人間とほかの動物をわけへだてする明確な境界線などないことがわかるでしょう。あらたな敬意と深い愛情をもって、動物たちのことを考えられるようになるはずです。」(本文より)チンパンジー研究の第一人者、グドール博士が、40年におよぶタンザニアでの調査の日々を一冊の本に綴りました。女性らしい細やかな感性と観察眼で、彼らのコミュニケーションの方法や、母と子の絆に迫ります。数々の貴重な写真も掲載。チンパンジーを通して生命の尊さを訴える、感動の記録です。

目次

1 チンパンジーとの出会い
2 チンパンジーのコミュニティ
3 おかあさんとあかちゃん
4 ゴンベの森の一日
5 チンパンジーの心
6 チンパンジーを守る

著者等紹介

グドール,ジェーン[グドール,ジェーン][Goodall,Jane]
1934年4月3日、ロンドンに生まれる。高校卒業後、専門学校で秘書の資格をとり、病院や大学、フィルム制作会社などに勤める。23歳のときにアフリカに渡り、1960年よりゴンべ(タンザニア)で野生チンパンジーの研究にたずさわる。5年後、ケンブリッジ大学で博士号を取得、1967年よりチンパンジーとヒヒの調査をおこなう「ゴンベ・ストリーム研究センター」の科学ディレクター。1977年には「野生動物の研究と教育ならびにその保護のためのジェーン・グドール・インスティテュート」(JGI)をアメリカに設立する。現在、JGIはアメリカをはじめ、イギリス、カナダ、ドイツなど、世界14か国にあり、2001年には日本にも設立された。その精力的な活動と業績で、サンディエゴ動物学協会ゴールド・メダル、J・ポール・ゲッティ野生動物保護賞、京都賞受賞など、数多くの賞を受賞。著作物、ビデオも多数ある。2002年4月より国連平和大使

松沢哲郎[マツザワテツロウ]
1950年愛媛県松山市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業後、同大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程中退、理学博士。現在、京都大学霊長類研究所教授。専門は比較認知科学、霊長類学。1978年からチンパンジーにことばを教える「アイ・プロジェクト」を実施。秩父宮記念学術賞、中山賞特別賞、ジェーン・グドール賞受賞

赤尾秀子[アカオヒデコ]
福岡県出身。津田塾大学数学科卒業。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カネコ

2
2012/12/24

サラサラココ

0
小1生に読み聞かせ。グドールさんのおかげでチンパンジー研究がすすんだことがよく分かりました。動物が好きで研究しようとするのを励ますお母さんの存在が大きかったのだなあと感じました。2020/01/04

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