感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
110
あるホテルの部屋に聖書と英訳版仏教の本とこの本が置かれていたので、チェックアウトするときに購入したいといったらくれました。聖書はいつも読んでいるのですが仏教については珍しいので、通読してみました。ブッダの言葉とか、中村元さんによる文庫版などは解説的な要素が強いのですが、この本はわかりやすさがまずあって読んでいて肩が凝りませんでした。寝しなに読むといいのでしょうね。2018/10/14
isao_key
7
ブッダの教えの中でも重要となる部分を大蔵経より選び、自己の信心の規範とし、よりどころとなるように作られたのが本書である。量が簡潔にまとまっており、質については、一部だけに偏りを持たないようっ全体を代表するものであること。また正確にして、日常に親しんだ用語を用いて作成されている。1973年の初版から2015年で1152版を数える、隠れた大ベストセラーである。全体を大きく、おしえ、はげみ、なかまと3部に分け、その中に各章を配している。各章節の典拠、仏教通史、用語解説も掲載されていて充実した内容となっている。2015/08/16
ぼん
5
「仏とはすでに成ってしまった仏であり、人びとは将来成るべき仏である。それ以外の相違はない。」仏様を身近に感じる。 「迷いと苦しみのもと=煩悩。その煩悩から離れるための悟りへの道=戒と心の統一と智慧の三学→八正道。」明解だ。2018/06/29
ミー子
5
ホテルの部屋に、聖書と一緒に備え付けてあった。昔は全く関心がなかったけど、仏教本を沢山読むようになった最近、ホテルに泊まった時に少し読んでみた。宗派に偏らず、古来から伝わる様々な経典から色んな話を抜粋して繋いだ本。「仏教ならこれ1冊」といえるような、キリスト教の聖書にあたるものを目指して編纂されたらしい。初版は昭和48年。読んでみたくなり、ネットで検索したら文庫版もあったので購入。仏教の知識・理解がある上で読めば、割といいと思った。もし仏教を全く知らない人がいきなり読むなら…真意は少し分かりにくいかも。2016/06/04
Jack Amano
4
以前、海外出張をしたときなどに、ホテルのベッド脇に聖書と一緒によくおいてあり、少しずつ何度か読んでいた。まとめて読むのは初めて。キリスト教における聖書、イスラム教におけるクルアーン(以前はコーランと言っていました)のようなまとまった経典が仏教にはないなと少し不満でした。経典はたくさんあるが、これを読めば全体像が分かるというものが無かった。この本はその要求にこたえてくれるもの。良書だと思います。断片的に知っている八正道のようなものとかの成り立ちとその意味するものなど、仏教への基本的な理解が出来る。2024/06/24