出版社内容情報
午前零時。新宿歌舞伎町、コマ劇前広場に立ち「さあ、だれか私を殴って下さい」と叫ぶ男。1億5000万円の借金を背負った男がはじめた前代未聞の稼業“殴られ屋”。「殴られながらでも人生には生きる価値がある・・・！」その凄まじい生きざまを、感動とユーモアを交えて綴る著者渾身の自叙伝。
第1章 なぜ私は殴られて生きるのか /借金一億五千万円への道、自殺するより殴られて生きる第2章 殴られ屋 残酷物語 /殴られ屋は生命保険に入れない、K1選手VS殴られ屋 他第3章 殴られ屋の原点はボクシング /なぜ私は倒されないのか、殴れないボクサー 他第4章 アンチヒーロー物語 /殴られ屋 マスコミに踊る、モハメド・アリの娘VS殴られ屋第5章 歌舞伎町の漂流者たち /警視庁VS殴られ屋、レフェリーはホームレス エピローグ ～殴られ屋が殴り返すとき～ 殴られ屋の女房、殴られ屋の果てしない夢
内容説明
殴られながらでも人生には生きる価値がある。１億５０００万円の借金を背負った男がはじめた稼業“殴られ屋”。その凄まじい生きざまを感動とユーモアを交えて綴る。
目次
プロローグ 歌舞伎町コマ劇場前午前零時
第１章 なぜ私は殴られて生きるのか
第２章 殴られ屋残酷物語
第３章 殴られ屋の原点はボクシング
第４章 殴られ屋アンチヒーロー物語
第５章 歌舞伎町の漂流者たち
エピローグ 殴られ屋が殴り返すとき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ピノピノ
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起業⇨倒産⇨1億5千万の負債⇨1分間千円の殴られ屋で返済。という晴留屋氏のエッセイ。テレビ局が「悲劇の主人公」としてドキュメンタリーとして昔放送していたが、悲劇を美化して、当事者を晒し者にし視聴率をとろうという考えは本当に解せない。2012/09/15
おにに
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自伝エッセイ。よく言えばまっすぐ、悪く言えば愚直。愚直すぎてイライラした。失敗を「自分の性格のよさゆえです」みたいに美談ぽく書かれるといやだ。2009/03/29
