内容説明
森鴎外が陸軍という強靱な組織の中で、自己を失うことなく、家庭にあっては母と妻の間で、苦悩しつつ数々の作品を生み出していったのは壮年から晩年に至る時期である。この時期に触れることがなくては、鴎外論は体を成さない。『森鴎外―その若き時代』の続編である。
目次
1 日清戦争・帰還
2 小倉左遷
3 日露戦争・帰還
4 創作再開
5 大逆事件
6 回顧と省察
森鴎外が陸軍という強靱な組織の中で、自己を失うことなく、家庭にあっては母と妻の間で、苦悩しつつ数々の作品を生み出していったのは壮年から晩年に至る時期である。この時期に触れることがなくては、鴎外論は体を成さない。『森鴎外―その若き時代』の続編である。
1 日清戦争・帰還
2 小倉左遷
3 日露戦争・帰還
4 創作再開
5 大逆事件
6 回顧と省察