鈴木大拙 コロンビア大学セミナー講義〈上〉

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鈴木大拙 コロンビア大学セミナー講義〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892311642
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C1015

内容説明

“西欧ゼン”の歴史的ランドマークとなったと評された、大拙の「コロンビア大学セミナー講義」(1952~53年)の日本語初訳を堂々一般公刊。西欧社会への禅の紹介を目途とした講義内容には、大拙の心がけた細かな配慮が垣間見られる。

目次

講義1 禅・ブッダの体験(禅とは何か―ブッダの悟り体験と覚者への道;ブッダの体験―答えは、問いと一体になるとき訪れる ほか)
講義2 禅匠たちは存在と意識との諸問題にいかに迫ったか(自我の重圧と本来の自己;哲学は知識でなく哲学する存在に始まる ほか)
講義3 体験としての般若の直観(禅の直観―実在を全体として、また日常生活を一体として把握;禅宗史上の逸話)
講義4 悟り体験(無念―ゼロ意識;涅槃―絶対現在 ほか)

著者等紹介

鈴木大拙[スズキダイセツ]
仏教学者・宗教学者。1870(明治3)年石川県金沢市に生まれる。本名は貞太郎。東京帝国大学在学中に鎌倉円覚寺の今北洪川、釈宗演について参禅し、大拙の道号を受ける。97年渡米。1909年帰国後は学習院講師・教授、東京帝国大学講師となる。11年アメリカ人ビアトリス・レーンと結婚。21(大正10)年四高以来の親友西田幾多郎のすすめで真宗大谷大学に転じ、学内に東方仏教徒協会を設立、英文雑誌『イースタン・ブッディスト』創刊して海外に仏教や禅思想を広める。36年世界宗教大会に日本代表として出席。英国・米国の諸大学で「禅と日本文化」を講演。戦後46(昭和20)年蔵書をもとに鎌倉に松ヶ岡文庫を設立。49年日本学士院会員となり、文化勲章を受章。90歳を越えてもなお同文庫で研究生活をおくり、66(昭和41)年95歳没

重松宗育[シゲマツソウイク]
1943(昭和18)年静岡市生まれ。東京外国語大学卒業、京都大学大学院修士課程修了(英米文学修士)。静岡大学、関西医科大学教授を歴任。現在、静岡市臨済宗承元寺住職。欧米への禅の紹介に努める

常盤義伸[トキワギシン]
1925(大正14)年富山県高岡市生まれ。48年京都大学文学部卒業。73年花園大学教授、98年同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

6
J・ケージが聴講し、「クエーカー教徒の集会でも経験できないような美しい静けさ」と評したセミナーの邦訳(10分ほど沈黙したこともあるという)。著者は、西洋の二元論との比較で進む本書は、時間と空間がまず分割され、両者を対応させる直線上に過去・現在・未来の位置を数値化する時-空間モデルと対照するようにして、時間と空間は分割されず、過去と未来を含む「即今」を永遠の今、あるいは無限の時空として体験する「悟り」を語る。ケージの感得した「美しい静けさ」も彼自身の経験だろう。重要なのは、語りが著者の経験を通っている点だ。2021/03/02

でろり~ん

1
鈴木大拙の話として、こんなに解りやすいのは初めてでした。直接書いたものではなく、講義内容だということもあるでしょうし、英語に直しての禅説明であるからなのかもしれませんね。アメリカで講義をしたことを知って、講義録を探したときには出会うことなく、こうして出版されたことは知らなかった講義録。悟りについてかなり身近なものに感じられる内容だったなあという感想です。ま、どこまでいっても色即是空、空即是色という意味を体感体得できなければ納得できないんでしょうね。って、それが分かるのは悟りを経験しなきゃだめ、ってことか。2019/04/10

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