内容説明
仏教の開祖ブッダ(釈尊)が、かつて布教した東インドのマガダ地方を故地とする民衆語とされるパーリ(聖典)語による“教訓詩”のことを「ニーティ」という。すなわち、仏法の目的である「さとり・涅槃」へ導くための教訓詩集を「ダンマ・ニーティ」といった。本書の掲載本は、パーリ語「ニーティ詩書」のなかで四一四偈(詩)の最多偈数で、それらは序偈以外に合計二四章に大別構成された、ミャンマー(旧ビルマ)国内で現存する最も権威あるものとされる。詳細な註記を付けた待望の初めての日本語訳完本!
目次
師
学術
智慧
聴聞
説話
財
居住地
拠りどころ
友達
悪人〔ほか〕
著者等紹介
ウー・ヴィジャーナンダ僧正[ウーヴィジャーナンダソウジョウ]
1945年ミャンマー国ミエンギャン県生まれ。67年ダンマーチャリヤ学位取得。79年来日、福岡県北九州市門司区めかり公園内宗教法人世界平和パゴダ在住、上座仏教布教・パーリ語教授活動に専念。2012年初頭にミャンマーへ帰国
池田正隆[イケダマサタカ]
1934(昭和9)年北海道久遠郡セタナ町北桧山区北桧山に生まれる。57年大谷大学文学部(仏教学)を卒業。同年ビルマ政府佛教会招請留学生として渡緬。60年3年間の僧院(比丘)生活を終えて帰国。61年~95年大谷中・高等学校教諭。83年~98年大阪外国語大学非常勤講師。95~2002年京都光華女子短期大学、天理大学、大谷大学各非常勤講師。現在、社団法人日本ミャンマー友好協会相談役、パーリ学仏教文科学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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