内容説明
日本の幼児教育における課題を解く糸口として、世界に名だたる幼稚園を実際に見て体験してきた著者がそれぞれの教育スタイルを克明に語り、理想の幼児教育像を探る。
目次
1 世界のベストキンダーガーデン(フレーベル幼稚園・保育園―遊ぶことは学ぶこと;モンテッソーリ幼稚園―自分でやるのを手伝って ほか)
2 幼稚園・保育園はどのように変化してきたのか(幼稚園(キンダーガーデン)の始まり
一斉教育(保育)から個に視点を当てた近代的幼稚園・保育園の夜明け)
3 オランダの幼稚園・保育園の現場から(ユニークな人生経験がある先生たち;オランダの幼稚園・保育園には楽しいことがあふれている ほか)
4 日本の幼稚園・保育園の現場から(喧騒と先生の叫ぶような声で始まる1日;ぎっしりと詰まったカリキュラム ほか)
5 未来型の幼児教育への模索―新しい総合施設(認定こども園)構想を視野に入れて(新しい幼児教育への歩み;年齢別保育空間づくりの実践 ほか)
著者等紹介
辻井正[ツジイタダシ]
関西学院大学商学部卒業、同大学文学部修士課程修了。大阪教育大学、神戸女学院大学講師を歴任。日本初のおもちゃライブラリーを設立。現在、アサヒベビー相談(朝日新聞社厚生文化事業団)カウンセラー、オランダ政府教育機構Cito(旧オランダ国立教育評価機構)ピラミッドメソッド日本センター所長、辻井こども総合研究所所長。平成12年大阪府教育功労賞受賞。平成13年社会学博士号習得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 岩波日中辞典