内容説明
ヘミングウェイ研究の第一人者が闘牛書『午後の死』を片手に足跡をたどりスペインを巡る。闘牛場、ゴヤ、ミロ、大聖堂、レストランetc.同じ風景に見、思い、感じ、発見したもの。文学論・美術論・紀行。
目次
スペインに魅了されたヘミングウェイ
国境を巡って―1923vs.1953
闘牛の美学
闘牛とゴヤの故郷―サラゴーサ~フエンデトードス
白い象のような山なみ―カセタス駅での出来事
白いアスパラガス―アランフェス
同時代の画家とヘミングウェイ
ミロの故郷への旅―モンロッチ
世界で一番おいしいレストラン―マドリッド1
「世界の首都」のレストラン―マドリッド2
エル・グレコの世界―トレド
ゴヤの霊廟―マドリッド3
著者等紹介
今村楯夫[イマムラタテオ]
1943年生まれ。ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了。東京女子大学名誉教授、日本ヘミングウェイ協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Shun'ichiro AKIKUSA
0
あっさりしたスペイン旅行記。ゴヤとヘミングウェイ作品にでてくる料理など。写真多数。2016/12/12
Christena
0
ヘミングウェイの作品は食わず嫌いで読んだことがないけれど、この本は面白かった。ヘミングウェイというか、主にスペインの案内。2016/02/27
okadaisuk8
0
ヘミングウェイよりゴヤにページと情熱が割かれている気が……闘牛に共感できなかったと打ち明けているのは正直だが、それでヘミングウェイとスペインを語るなんて、サラマンカという地方都市のフィエスタで「良い闘牛」を見た私からは考えられない。ゴヤについては絵を見たり伝記を読んだりしたくはなりましたが……。2015/12/30
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