内容説明
からだは大きくても、まだまだちっちゃな子どものかば、カバオくん。カバオくんが、ともだちの三びきのこぐまやねこのきょうだい、六ぴきのこぶたたちとくりひろげる、おかしくてたのしいおはなしです。きっと、かばのことなかよしになりますよ。子どもがであうべき、言葉と物語。名作『きいろいばけつ』(あかね書房)以前に生まれた童話、待望の復刊。
著者等紹介
森山京[モリヤマミヤコ]
1929年東京都生まれ。コピーライターを経て、童話の創作をはじめる。『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作。『きいろいばけつ』『つりばしゆらゆら』などの「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、『ハナと寺子屋のなかまたち三八塾ものがたり』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞
木村かほる[キムラカホル]
1957年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。スペースユイにて1981年より個展を多数開催する。多数の挿絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
40
カバの日常。2018/05/10
7petit
8
素敵な幼年童話が復刊されて本当にうれしい。読んであげた大人も、こういうゆったりとした態度で子どもと関われたらいいなと思うはず。幼いカバオくんのおはなしは、どの編も読みやすく、楽しくて、温かく、いい意味でとても骨太。たくさんの子どもに手渡してあげたい1冊!2015/12/10
葉っぱかさかさ
8
何気なく手に取ったら復刊ものでした。なるほど、よき時代の母を思わせるかばのお母さん。子どもとの距離感がいい。よその子もうちの子のようなクマのお母さんも素晴らしい!と思います。まぁ、描かれる母にも子どもにも普遍的な要素を感じつつも時代の差異を感じるのは、言葉遣いかなぁと思いました。良くも悪しくも。2015/12/09