内容説明
「絆」―激戦のあったミッドウェーで慰霊祭を行う企画に参じた584名の遺族、関係者が乗る慰霊船上の話。小説の主人公である通信長が船上で起こる出来ごとにからませて妻に寄せる愛を語っている。作者は厳しい冬のあとには春が来るといった思いからこの表題をつけたと思われる。他の2篇もそれを感じさせる作品になっている。
「絆」―激戦のあったミッドウェーで慰霊祭を行う企画に参じた584名の遺族、関係者が乗る慰霊船上の話。小説の主人公である通信長が船上で起こる出来ごとにからませて妻に寄せる愛を語っている。作者は厳しい冬のあとには春が来るといった思いからこの表題をつけたと思われる。他の2篇もそれを感じさせる作品になっている。