目次
問題意識と目的
第1部 朱熹における知の修養(知と行とその実効性;知の修養における「疑」の位置づけ;「所當然」「所以然」における三つの関係性;修養論としての「所以然」説とその挫折)
第2部 朱熹における心の修養(程頤の敬について;朱熹の敬について;朱熹における程頤説の受容と捨象)
第3部 修養論的視座からの朱熹思想再考(朱熹の欲望観;朱熹の「理」と「心」)
修養の実効性という視座
著者等紹介
宮下和大[ミヤシタカズヒロ]
1972年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。現在、麗澤大学助教、公益財団法人モラロジー研究所道徳科学研究センター廣池千九郎研究室室長、主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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