福田恆存と三島由紀夫〈上〉―1945~1970

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  • サイズ A5判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892055966
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「戦後」は未だ終わってはいない。日本が日本でなくなった時代に日本を背負った二人の文士。表現者、行動者としての福田と三島の光芒を、戦後精神史に追う、現在を撃つ大型評論。第10回正論新風賞受賞。

目次

1 (「現実肯定」の罠;「革命前夜」のまぼろし;「同時代」の意義)
2 (掌中の「孤独」;「遊戯」の苦しみ;「新劇」といふ幻想;前衛としての「キティ颱風」;彷徨する「三島歌舞伎」;「戦後」といふ名の火宅;救済の場としての「演劇」)
3 (「官」の処世智;「知的怠惰」への鉄槌;「アメリカ」のにほひ;「近代」撫でた男;「暗渠」の先にあるもの)
4 (保守合同・「自己主張」への転換点;「平和主義」といふ名の蟻垤;「回帰」への前奏曲;黄金の「五五年体制」;作家が「時世粧」をやめるとき;「虚無」からの生還)

著者等紹介

遠藤浩一[エンドウコウイチ]
昭和33年(1958)年、石川県金沢市生まれ。昭和56年、駒澤大学法学部卒業。民社党広報部長などを経て拓殖大学大学院教授、日本文化研究所長。『福田恆存と三島由紀夫―1945~1970』で第10回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Haruka Fukuhara

1
面白い。惜しい人ばかり死んでいく。2017/02/13

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