分裂するアメリカ社会―その宗教と国民的統合をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892054884
  • NDC分類 162.53
  • Cコード C1031

内容説明

「内輪で分かれ争う家」アメリカ。保守化しつつあるアメリカ社会は「分裂」の道を進むのか。宗教という視点からアメリカの国民的統合を阻む諸問題を考察し、まとまりある社会として存続するために取り組むべき課題を提示する意欲作。

目次

第1章 アメリカの宗教社会を読み解くために
第2章 多民族国家アメリカの国民的統合と宗教
第3章 アメリカの公立学校における宗教の役割
第4章 キング牧師と宗教
第5章 ブッシュ大統領と市民宗教
第5章 ブッシュ政権における政府と民間非営利組織とのパートナーシップ
第7章 アメリカの宗教とイラク戦争
終章 「内輪で分かれ争う家」

著者等紹介

堀内一史[ホリウチカズノブ]
1955年奈良県生まれ。麗沢大学外国語学部イギリス語学科卒業。米国南カリフォルニア大学大学院宗教学研究科修了(M.A.)。モラロジー研究所/麗沢大学ワシントン事務所代表代行を経て、麗沢大学国際経済学部教授、国際交流センター長、比較文明文化研究センター研究員。専攻:アメリカ研究、宗教社会学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/12/24

おたきたお

0
宗教という軸を基点に、今のアメリカの「分裂」を論じる著作かと思って読んだが、軸の背景を詳説する箇所が多く、「分裂」を論じた箇所は終章だけであった。少なくとも今のタイトルと著作の内容は合致していない印象を受けた。それぞれの背景の詳説も、論じるというよりは要約が多く、著者の訴求したいポイント分かりにくかった。2006/01/01

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