内容説明
本書は、明治・大正期という今から100年ほど前の時代に、人びとが何歳位で結婚し、平均何人の子どもを生んだのか、妾を持つのは男の甲斐性と言われた時代に婚外子の存在はどうだったのか、生まれた子どもは無事に成長したのか、人びとはどのような病気で亡くなったのか、平均寿命は何年位だったのか、どれ位の人が文字を読むことができたのか、といった人生の最も基本となる局面について神奈川県を中心に観察したものである。
目次
第1章 序論・資料・課題
第2章 人口の趨勢と構造
第3章 出生
第4章 死亡
第5章 結婚
第6章 人口の形質
第7章 日本のなかの神奈川県
著者等紹介
小嶋美代子[コジマミヨコ]
神奈川県生まれ。青山学院大学卒。東洋英和女学院大学社会科学研究科修士課程を経て、麗沢大学国際経済研究科博士課程修了。2002年経済学博士。現在、慶応義塾大学国際センター勤務
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